無線接続のエラー

無線でのLAN接続は、有線の時のように一本道ではなく、私たちの頭上を電波が飛び交っている状態になっています。もしそれだけですと、ルータが個別の機器と通信を行うことはできませんから、ルータ側で特定の機器にIPアドレス等を振り分けることになります。これにより、複数台の無線LAN対応機器を、無線状態でルータに接続することができるのです。そのIPアドレスは、機器ごとに固定することもできますが、通常は『DHCP』という仕組みを用います。これはネットワーク上で定められている決まり、『プロトコル』の一つであり、DHCPによって自動的にIPアドレスが機器ごとに振り分けられます。また、接続するチャンネルも、その時の電波状態によって最適なものが選択されます。

しかし、まれにこのIPアドレスの振り分けがうまくいかなかったり、他の電波を発信する機器と混線して、ネット接続が遅くなったり、または接続自体行われない、といったエラーが生じることがあります。こういったエラーが起こる可能性があるのが、無線LANのデメリット、と言えます。ルータの種類や性能によっても左右されますが、Bluetoothなどの電波と干渉しやすい、というのは有線LAN使用時には起きません。